村上龍の新作「半島を出よ」を読んでいる最中です。
北朝鮮の反乱軍が福岡ドームを占拠し、福岡を制圧する・・・というお話。
作中の舞台としてでてくる某埋立地にある巨大ショッピングセンター内書店では本作は一時品切れとなっていた模様(笑)
北朝鮮(作中では一応反乱軍)が九州、福岡を標的にする・・ありえない~でも起こりうることかもと福岡市民としてはリアルシュミレーションとしてドキドキしながら読み進めています。
何せご当地が舞台、地理や風景、会社名が分かるのですよ。脳裏に状況がすぐ浮かびます。
いや、これって面白いの。
「福岡ドームと道を挟んで対峙する九州医療センター」と出たらその距離感から道のカーブまで感じられる、
「豊浜の住宅街、道路向こうには小学校」だったら今立ってるのはモモの動物病院のあたりか?(^^;;)ってな具合です(笑)
唯一「福岡ドーム前の商店街」ってどこやん?と悩んでたら「ホークスタウン」ですか。あれは商店街という言葉はそぐわない気がします(^^;;)
やっと上巻が終わり下巻にはいったところ。
なにせ登場人物が多すぎ。高麗遠征軍兵士の名前なんてもう記号です。
下巻は勢いで読んでしまおう、GO!GO!