昨日見てきました。アジアフォーカスで上映されている映画です。
舞台は1970年代。9歳のヨミンは、仕事で目を悪くした母親にサングラスを買うという夢を叶えるため、アルバイトをしている。成績が良くてケンカも強い、心優しい子だ。ある日彼は、クラスに転校してきた少女ウリムに恋をしてしまった!彼女には何か秘密があるようだ。彼女に愛を伝えたいヨミンだが、なかなかうまくいかない。ヨミンとウリムがやっとお互いを理解し合うようになった時・・・・・・。
9歳は自分の人生を選べないの!? ノスタルジックな校舎を舞台に描かれる、どこか懐かしい心の情景。母と娘の関係がテーマだった「マヨネーズ」に続く、ユン・イノ監督の第3作。
アジアフォーカス公式サイトより転載
いや、この紹介と私が受けた印象はちょっと違うのですが(^^;;)
ヨミンくんはしっかり自分の人生を生きてますよ。
子どもたちが自然で豊かな演技で9歳の世界観を見せてくれてました。うんうん、こんなことを考えているんだなあ、自分もこんなだったよなあと。
前半は笑いに次ぐ笑いで皆を楽しませておき(ガキ大将との対決あり、幼い三角関係あり(笑))、中盤からぐっと胸に染み入るような展開で・・・、そして見終わって幸せなんですよね。
本当に暖かい映画でした。
場内の反応もすごく良くて、笑うところでは身を乗り出して笑う人、大きな声で笑う人あり、泣ける所では客席全体がそう・・というのが空気で伝わってきてました。
主役のキム・ソクくんは可愛い機転のききそうな男の子でした。ティーチインでは恥ずかしそうに答えてましたよ。
私が気に入った答えひとつ。
「ウリムとクムボクどちらが好きですか?」という問いに
考えに考えて恥ずかしそうに「ウリムは可愛い顔だけど性格がちょっとよくなくて、クムボクは性格がいいけど顔がちょっとよくないのでどちらも選べません。」
場内大うけ!いやー、キムくん、いいよ!(笑)