未だにショックと悲しさとで信じられない気持ちです。
コロちゃんとのお別れはただただ悲しいばかりでした。寿命ということもあり別れが近いことは覚悟していましたから。
でもゆずはまだ若く、元気でやんちゃでした。どんな風に成長するのか楽しみでした。慣れてきてかわいらしさも増してきていた矢先のことでした。死なせてしまったという感が強くてとても辛いです。
コロちゃんへの「長生きできたからよかったよ」「死ぬ時を見取ってもらえたのだから幸せだったよ」という言葉がそのまま「じゃあゆずは?」という思いに繋がって張り裂けそうな気持ちになります。
いろんな方にお慰め頂いて感謝の心でいっぱいですが、まだまだ気持ちは揺れて落ち着きそうにありません。少しずつ少しずつ・・・。
ゆずはコロちゃんを失ってから落ち込んでいる私がペットショップで見かけた子でした。まだ小さくて、敷き藁の中から頭をむくっとだしてこちらをじーっと見つめてました。「かわいい」と思いましたが、まだ他の子を育てる気持ちにはなれなくて・・・。でも実はその後3回も会いに行ってたのでした。「まだいるかな?」「売れちゃったかな?」と。
日によっては藁の中から直立で立ち上がり、「ハァーッ」と威嚇してくる気の強いところも見せてくれました。
クリスマスになって、ちっくんがどうしても新しい子を迎えたいというのでそのペットショップへ。ちっくんが選んだのはこむぎちゃんでした。
「ああ、あの子とは縁がなかったなあ・・・」と思っていたところ、前に一緒に見に来ていたこりすが「プリン(プディングハムスター)も連れて帰る」と大泣き。話して聞かせてもなだめても駄目で、その話している間に私の気持ちも「連れて帰ろう」に傾いていったのでした。
こうしてうちの子になったゆずです。本当はこむぎと同ケージで育てるつもりでしたが気の強いゆずと気の弱いこむぎとでは同居できず、別々のケージに。
ゆずは良く食べてました。お野菜などはコロちゃんの倍は食べていたかと。野菜を渡すとどっかりと座り込み、両手で口の中に押し込むように食べていました。
直立で上を仰ぐように見つめる姿が多かったです。
指を近づけて頬をなでてやると気持ちよさそうに目を細めてされるがままになっていました。とても愛らしい姿でした。
元気がよく、回し車で遊ぶのが好きでした。
目が小さくてハムスターっぽくない顔立ちでした。「テン」に似てるねーと話してた私たちです。
気が強かったけど慣れるのも早くうちに来て2日目には私たちの手の上に乗ってくれるようになってました。
かわいい子でした。
本当にもっと気を配っていれば・・・と悔いるばかりです。
今日は本来なら病院に行く日で、「亡くなったので行けなくなりました。」と電話をしている最中に涙がこぼれてきました。
1ヶ月の間に2度もこういう思いをするとは思いませんでした。
本当にかわいそうなのは亡くなった2匹なんですけど・・・・。